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良好な防振効果を得ながら全体の変位振幅を小さくするために,振動系に付加される質量.防振効果は力の伝達率で評価されるが,伝達率は加振周波数と固有振動数の比率で決まる.また,力の伝達率を一定にしたままで,変位振幅を小さくするためには,ばね定数を大きくしなければならないが,その一方で,固有振動数を一定に保つためには質量も大きくする必要がある.そこで,イナーシャブロックを付加することで,全体の質量を大きくし,ばね定数の大きいばねを用いても固有振動数が高くならないようにする.