目次
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薬物を生体に投与した場合の生体内での薬物の消長を,モデルを仮定して量的予測を行うための動力学.生体内で薬物は拡散,吸収,代謝,排せつされることから,これらの現象は物質移動,膜透過,酵素反応などの基礎方程式により記述される.これにより薬物の血中濃度,消失半減期,代謝速度,排せつ速度,体内蓄積量を定量的に見積もることができる.また特定作用部位に到達した薬物により引起こされる生化学・生理学的な効果を調べることも可能になり,さらに投与量,投与間隔などの量的解析が可能となる.