目次
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ファイバ光学系の透光性と屈曲性を利用した内視鏡の総称.コーティングした多数のグラスファイバを規則的に配列し両端を接着剤で固定している.一端に対物レンズ,他端には接眼レンズがつけられ,グラスファイバの可撓(とう)性を応用し,直接見ることのできない物をこれを介して観察できる.医療および工業の分野で身体の内部(消化器系,呼吸器系)や管腔(くう)内部の検査に用いられている.現在はグラスファイバの代わりにCCDを用いた電子スコープも開発され,高性能化への応用が著しい.