目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
心臓から吐出された後の大動脈弓,胸動脈や腹動脈を通る流れで,動脈湾曲部や各臓器へ動脈分岐部の流れで特徴づけられる.心拍数に比例した脈動流で,ある定常流量に周期的変動流量が重畳している.心臓から吐出直後の大動脈弓以外では層流脈動流とみなすことができ,動脈内流れは四次の変動成分で近似できる.腹動脈の平均レイノルズ数(定常流量に相当)は数百,最大レイノルズ数は千数百程度である.流量は,拍動の初期にほとんどの血液が供給される.