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生体肺のガス交換機能を代行する装置で,血液と酸素ガスとが直接接触する形式(気泡型,フィルム型)と,ガス透過膜を介在させて酸素付加および炭酸ガス除去を行う膜型人工肺の形式がある.人工肺は心臓手術を行うための人工心肺装置の一部として開発され,心臓外科の領域において頻繁に使用されている.最近では急性呼吸不全の際の代行装置として用いられるようになってきたが,その場合は長期間の潅流(かんりゅう)になるため,膜型人工肺が使用され,膜としては微孔性疎水性高分子,均質層を含む複合膜などが使用されている.