目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
生体が生理機能を正常に発揮するために体液のpHを常に一定範囲内に保つ機能をいい,ホメオスタシス(恒常性)の一例.体液や血液の正常なpHは平均で7.4であるが,生体内で代謝に変調をきたして炭酸ガスが蓄積されたり,激しい動作により乳酸が蓄積されると体液のpHは低下する.また,炭酸ガスの過剰排せつなどにより体液のpHが高くなることもある.これらの体液の酸塩基平衡の変化を調節しpHの変化を防ぐ緩衝系として,血液,呼吸,腎臓が機能している.