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酵素センサの受容膜の中に固定化された酵素のこと.固定化方法は化学的方法と物理的方法に大別される.化学的方法の中で,共有結合法は高分子やガラスなどの担体に酵素を共有結合させる方法である.架橋化法では,酵素分子間に共有結合を導入して不溶性の膜に成形する.物理的方法には包括法と吸着法があり,包括法はコラーゲンやポリビニルアルコールなどの高分子マトリックスに酵素を包括する方法.吸着法では,イオン交換膜や多孔性のセルロース膜などに酵素を吸着させ,半透膜で表面を被う.