目次
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酵素あるいはその起源となる微生物,動・植物細胞,細胞小器官の持つ機能を利用して,有用物質やエネルギー関連物質の生産,分析,環境保全,医療などへの応用を目的とする工学.酵素の分離・精製,固定化や化学的・生化学的な修飾法による安定性など性質の改良,また,タンパク質工学の適用による酵素活性を高め,安定化をめざした高性能化に関する技術があげられる.また,酵素を利用した立体選択的な変換・合成や分析では酵素センサなどの応用の研究が進められている.