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血管弾性を表す指標の一つであって,一般には血圧増分(dP)に対する血管内腔(くう)容積の相対的増分(dV/V)の比で表す.血管内径(Di)で表すと2dDi/(DidP)となり,血管弾性を表す別の指標である圧力弾性係数の逆数の2倍に相当する.ただし,後者の場合には血管外径を使うことが多いので,注意を要する.いずれの指標も,血管壁の見かけの弾性を表すものであって,壁自体の弾性係数を示すものではない.しかも血管壁は非線形な力学特性を持つので,これらは血圧に依存して変化する.