眼科独特の医用機器が数多くあるため,それらの機器を総称していう.診断機器(検査機器,診察機器など),治療機器(手術機器など)に分けられる.検査機器としては,視力,視野,屈折(眼鏡関係を含む)・調節,光覚,色覚,両眼視,眼位,眼球運動,瞳孔(どうこう),瞬目,眼圧などの視機能・眼機能に対応した検査機器がそれぞれ数種,診察機器としては,眼底,前眼部などの目視観察機器や写真撮影装置・超音波画像装置がある.手術機器としては,レーザ光凝固器,水晶体乳化摘出装置が眼科専用である.よく使われる単純X線・CT・MRIなどの画像診断装置は他科と共通である.