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プラスチックや合成ゴムなどの高分子材料に加えることにより柔軟性や塑性,加工性を変化させる物質.分子量は目的により数百から数千のものが用いられる.分子量が大きいと可塑効果が小さいため,多量に加える必要があるものの,耐熱性は大きくなる.可塑剤を加えることにより高分子の軟化点,ガラス転移点,熱的・機械的な性質が変化する.代表的な可塑剤にはフタル酸ジオクチル,フタル酸ジブチル,リン酸トリクレシルなどがある.特に医療用にはフタル酸ジオクチルで可塑化したポリ塩化ビニルが多く用いられている.