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植物や緑藻で680nm(赤)より長い波長の光を与えると急に量子収量(1個の光量子から還元できる炭酸ガスの分子数)が低下する.これをレッドドロップと呼ぶ.ところが,700nmの光と同時に650nm程度の少し波長の短い光を与えると量子収量の低下がみられなくなる.これをエマーソン効果という.650nmはクロロフィルbの吸収スペクトルに相当し,クロロフィルbという補助色素の吸収する光が与えられると光合成効率が上昇する.