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複合材の均質化された材料定数を算出するための数学的理論.対象となる複合材が周期性を持つ微視構造で構成される場合,マクロ構造の任意点の近傍の微視構造の座標とマクロ構造を記述する座標の比εを用いて,微視構造に依存する変位を漸近展開する.この変位を最小ポテンシャルエネルギーを記述するはん関数に代入してεが0に近づいたときの極限をとり整理すると,微視構造特有の問題を記述する式を導くことができる.これを解いて求まった特性変位を使って,マクロ構造の任意の場所の均質化された材料定数を決定することができる.