目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
モンテカルロ法は,対象現象の各素過程において,これに含まれる各現象を乱数を用いてその生起確率に従って選択し,素過程の組合せで生じる各事象の生起確率を求める方法である.この場合,ある素過程でA, B二つの現象が起き,その生起確率をa:b(a+b=1)とすると,1回の試行ではAかBのどちらかが選択され,多数の試行後に初めて両者の確率がa:bとなるが,重み付きモンテカルロ法では,1回の試行でA, Bそれぞれにa, bの重みを与えて両者とも選択するため,低出現確率事象を少ない試行で精度良く求められる.