巻胴式巻上機を用いたエレベータで,構造が簡単なことと,巻上機を下部に設けることが容易なことから,中低層住宅や個人住宅用エレベータに用いられる.しかし,巻胴のサイズによって,使用できるロープの本数や長さが制約されるため,積載荷重が大きなものや昇降行程の長いエレベータには適さない.