空気ばねを使った懸架装置.空気ばねは,圧縮空気の弾性を利用しており,金属ばねに比べ軟らかいばねが得られ,ゆったりとした乗心地を可能にしたり,車高調整装置とあわせて一定車高を保つことができる.空気ばねのダイアフラムの信頼性が向上したため,バスだけでなく乗用車にも採用されるようになった.欠点は,ばね以外のコンプレッサやリザーバタンクなどの周辺装置が必要なため高価になることである.