ウルトラライト機

ultra light plane

 軽馬力のエンジンを有する乗員1~2名の軽量な航空機をさす.飛行には特別な耐空証明を必要としないため,法規上の航空機の分類では,特殊航空機に属し,自重などの制限が設けられている.小型軽量で分解,組立,運搬が容易であり,飛行場以外からの離着陸も可能なため,1970年代以降急速に普及してきている.性能上の特徴として,離着陸滑走距離が短く,失速速度も低いため操縦は容易であるが,横風,突風には弱い.操縦方法としては,通常の航空機と同様の舵面操作によるもののほか,重心移動により行うものもある.