プロダクトモデル

product model

 自然または人工プロセスにより生成される物事または有形物に関する概念,知識の抽象的記述をさすが,CADシステムが対象とするモデルを製品モデルとして理解されている場合が多い.ISO/TC184/SC4においてはプロダクトモデルは製品のライフサイクル(設計,製造,利用,保守)全般にわたる製品に関する必要情報を統合した情報モデルとして理解されている.その目的は一元的に製品データを統合し,製品の設計,生産,利用をコンカレントに支援することである.プロダクトモデルの構成は製品そのものに関する情報,製品にかかわる情報,部品群としての情報に大別される.製品そのものにかかわる情報としては形状情報,公差・特徴情報等,製品にかかわる情報としては材料情報,管理データ,部品群に関する情報としてはキネマティックモデル,部品構成モデル等が用意されている.一方,応用の観点からプロダクトモデルを応用分野に特定するメカニズムを具備しているのが特徴である.またプロダクトモデルは実装系に対して①データの保護,②データの分散,③処理の保全,④コンカレントな管理,⑤バージョンの管理を可能とする機能を必要とする.