対象個体に関する観測データをもとに,距離などの類似度の基準により,似たものどうしを集める統計的,数理的解析法.これにより形成された個体のまとまりをクラスタと呼ぶ.解析の方法としては,個体間,個体とクラスタ,クラスタ間の距離の近いものから逐次的なクラスタを樹形図(デンドログラム)として形成して行く階層型手法,適切な基準を最大,最小にするようにクラスタの数,個体のクラスタへの割付けを行う分割最適型手法などがある.