機械の本体を構成する台で，一般にテーブルなどを案内する案内面を備えている．工作機械各部の重量を支える役目をするので，可動部分の移動や工作物の着脱によって変形しないだけの十分な剛性が必要である．リブと称する補強材を適切に配置して剛性を高める．基礎に据え付けるには，小形あるいは高精度な機械は３点で支持するが，長尺のベッドでは水平を出しやすいように，高さが調整可能なレベリングブロックを等間隔に多数配置してベッドを支える．切りくずを排出しやすいような構造にすることも熱変形を抑制するために重要である．