一つのドリルヘッド(主軸頭)に多数のドリルスピンドル(主軸)を持ち,同時に多数の穴あけを行うボール盤.8~12軸程度のものがおもに使用されている.ドリルヘッド内の主軸の位置を変えられるようになっており,主軸頭の駆動源から,主としてユニバーサルジョイントを介して回転を伝達する.主軸中心線が立て形のものが多い.多数の穴あけが同時加工できるので,能率がよいが,段取替えに時間がかかるため大量生産に向いている.