製品や部品のリサイクル促進のため,対応をあらかじめ織り込んだ設計.設計に当り次のような検討が加えられる.①製品や部品の使用期間を考え,使用済み時に適用されるリサイクル方法(材料リサイクル,エネルギーリサイクル,リユースなど)の検討,②使用済み時の製品,部品の回収方法やリサイクル関連業界,社会的インフラの検討.設計内容には,技術的,経済的にもリサイクル可能な材料の選定,分別容易な構造,材料組成表示,リサイクル時に環境負荷を与えない配慮などが含まれる.