集団で行う発想法の一つ.アイデアを生みやすい環境を作る創造工学と呼ばれる分野の中で最も古く,かつ基本的なものである.10人内外のグループが卓を囲んであるテーマについて自由にアイデアを出しあう.その際どのようにとっぴな案でもそれを批判したり,無視したりすることは厳禁されている.むしろ,それをヒントにして次の案に発展させることを奨励する.アイデアはすべて記録され後日分析・評価・裁決などが行われる.この方法は短時間に多数のアイデアが得られ,集団思考の利点が生かせる.