軸受が支えることのできる荷重の大きさ.流体潤滑状態で運転される滑り軸受では,油膜の粘度,軸受すきま形状,軸回転速度の三つが与えられると油膜内に発生する圧力分布が決まるので,それを積分して求める.転がり軸受では,静定格荷重と動定格荷重と呼ばれる.前者は最大の負荷を受ける転動体と軌道輪の接触部分の全永久変形が転動体の径の10000分の1になる静荷重の大きさ,後者はLundberg-Palmgrenの理論に基づいて106総回転数の間に同一仕様の軸受の90%に疲労はく離が生じない限界の荷重として決められる.
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→スライダ