リンク機構の中間節上の点が静止節上に描く軌跡.平面四節リンク機構の中間節曲線は六次代数曲線であって,同一の曲線を描く機構が三つあり(ロバートの定理),それらを同族機構という.クランク-レバー機構では変化に富んだ閉曲線が描かれ,各種の不等速運動,休止運動,近似直線運動などを行わせるために利用される.