ファインダ

view finder

 カメラを構成する中枢機構の一つ.フィルム上に写し込まれる被写体側の範囲(画界)が確認できる機構.レンズに入射した光を直接的に見る一眼レフ式ファインダのほか,対物側に凸レンズ,接眼側に凹レンズを配した望遠境と円じ光学系による形式をガリレオ式ファインダといい,その逆配列による形式を逆ガリレオ式ファインダという.可変焦点距離レンズ(ズームレンズ)付きの全自動カメラでは,レンズのズーミングに連動して視界と倍率が自動的に変わるズームファインダが使われている.ファインダ共通の性能として,被写体像と視野の面積比である視野率がある.