1967年にBobeck,A.H.によって発表された.情報は,磁性ガーネット膜中に存在する円筒磁区(バブル磁区)の有無に対応して記録される.1ビットは矢羽根型のパーマロイ素片から形成され,同パターンに回転磁界を加えるとバブル磁区が隣のビット位置に遷移される.機械的な可動部なしに情報の入出力を行うことができるため,磁気ディスク装置やテープレコーダに比べ,機械的衝撃に強く保守の必要がない.記録の保持に電力が不要であり,信頼性が高い.人工衛星に搭載されている.