コンパクトディスク

compact disc

 オーディオ情報が凹凸のピット列として形成された直径12cmのディスク.回転するディスクにレーザ光を照射して,その反射の強弱をディジタル情報として取出しているために高品位の音の再生が可能.1.2mmの透明なプラスチック基板と保護層にピット列がはさまれているために傷やほこりに強い.ランダムアクセス性に富むなど操作性に優れていることもあり,1982年に商品化された後,数年でLPにとってかわった.その物理仕様は“レッドブック”と呼ばれ,音楽CD以外にCD-ROMなどの共通仕様となっている.