スロッシングを集中定数系として評価する理論のこと。流体が入れられた壁面が剛体とみなせる容器に水平加速度が作用した場合に作用する流体力と作用点を求め、ばね-質点モデルを決定し、容器に作用する水平方向荷重とモーメントを求めることができる。流体力は衝撃による圧力と液面揺動による圧力とに、それぞれ分離して求められ、前者は容器に固定された質点、後者は容器内のばねで支持された質点に作用するものと考える。