ニュートンの運動に関する三つの法則(1.慣性,2.運動,3.作用・反作用)の第二法則で,物体に外力Fが作用して運動するとき,Fは加速度aに比例するという法則である.この法則を方程式の形で表したF=maを,ニュートンの運動方程式という.mを質量という.この方程式は,ニュートンが経験的に導いたもので,数学的証明はできない.F=0すなわちa=0とすると第一法則,a=0すなわちF=0とすると第三法則の説明ができる重要な方程式である.