特性方程式の解.システムの安定判別や応答特性の検討に用いられる.一般に線形システムにおいては特性根は複素数となり,特性根の実部がすべて負ならばシステムは漸近安定,実部が正の根が存在するならば不安定である.また実部と虚部の二乗和の平方根が固有角振動数,実部の絶対値と固有角振動数の比が減衰比を示す.特性根が純虚数ならば非減衰,負の実数ならば過減衰を意味する.