着目する構造の応答が,あらかじめ定められた基準値あるいはしきい値に初めて到達したとき,構造の破壊が生じるとする考え方で,これを初通過破壊と呼ぶ.応答が確率過程のとき,しきい値通過や初通過の問題として知られ,不規則振動の一分野をなす.