制御系の状態を望ましい目標状態に最短移動時間で移行させる制御方式.時間最適制御とも呼ばれる.操作量が許容範囲の一つの端点からほかの端点へ切換えられるいわゆるバンバン制御となることが知られている.最適制御理論,特に最大原理の最初の応用例として1960年代初頭に盛んに研究された.現在でもスライディングモード制御にその影響が見られる.