直交している二つの面から微小質量dmまでの距離をx,yとしたとき,これらの積を物体全体について積分した値\(\int {xydm} \).角運動量をL,直交三軸まわりの角速度ベクトルをωとしたとき次式が成立,L=I・ω,ここでIは慣性テンソルといわれ,慣性乗積はIの非対角要素である.慣性相乗モーメントともいう.