運動方程式の解を直接求める逐次積分法の中の代表的な手法の一つ.時刻tにおける運動方程式の解,つまり応答の諸量(変位,速度,加速度)を既知として微小時間Δt経過後の時刻t+Δtにおける応答の諸量を求める方法である.具体的には時刻t+Δtの応答の諸量として時刻tのまわりでテーラ展開した量の第二項目までの量を採る.この方法は前の時刻の応答の諸量が既知であれば比較的容易に時刻t+Δtの応答の諸量が計算できるので広く用いられている.