原子炉などの体系に外から何らかの物質を挿入したときに,その体系に生じた反応度の変化の大きさ.1本の制御棒(中性子吸収体)を炉心に全挿入したときの反応度変化の大きさをその制御棒の反応度価値という.また,いろいろな物質の炉物理上の基礎データを得る目的で,試料を炉心内に挿入する場合には,試料挿入による反応度変化の大きさをサンプル反応度価値という.