原子炉の初期起動の際に,中性子を供給する火種.中性子源は炉心内部に設置され,同火種により中性子の連鎖反応を開始させる.燃焼の進んだ炉心では,燃料集合体内に蓄積される重核種からの中性子放出も中性子源としての役割を果たすようになる.また,一次中性子源とも呼ばれる.