ディーゼル機関から排出されるすすなどの粒子状物質.黒煙と青白煙があり,前者はフィルタの黒化度や光透過率,後者は光の反射率など比較的簡便な方法で測定されてきた.また,粒子状物質の質量規制では,希釈トンネルを用いて排気が大気中に放出された状態を再現し,フィルタに捕集して重量が測定される.有機溶媒によって可溶性有機成分(SOF)と不可溶成分(ISF)に分離され,不可溶成分にはすす,硫黄およびその結合水などが含まれる.微粒子あるいはPMともいう.