噴霧や粉粒体の基本的な性質を表す量の一つ.直径dの粒子の出現確率密度関数(粒度分布関数)fn(d)=dn/ddのことである.実際にnT個の粒子からなるデータを整理をする際には,diを中心値とする幅ΔdのグループにΔni個の粒子が含まれるならば,グループiの相対出現頻度をΔni/nTとして,図に示すように柱状図でプロットする.fn(d)を代数式で与えるものにロジン・ラムラーの分布関数,抜山・棚澤の分布関数等がある.