気相と固相の界面で起こる燃焼.固体の表面で燃焼が起こるので,このように称する.よく知られている表面燃焼は,空気中で燃焼するときの炭素の表面で起こるものである.約1000℃以下では,空気中の酸素が表面で炭素と反応して二酸化炭素を生成し,約1000℃以上では,表面から離れたところに形成された一酸化炭素と空気の拡散火炎で生成された二酸化炭素が表面で炭素と反応し,一酸化炭素になるという反応をする.炭素以外に,鉄などの比較的原子量の大きい金属が燃焼するとき,表面燃焼するとされているが,定かではない.