空気を断って加熱したとき(乾留),軟化・溶融し,ガスやタールを発生して,後にコークスを残す性質を粘結性といい,生成するコークスの固さによって,強・弱・非粘結炭に分かれる.石炭化の進んだれき青炭にのみ強粘結炭が見られ,無煙炭は非粘結である.