トムソン効果

Thomson effect

 熱電効果の一種.均質な導体に温度こう配を与えて電流を流すと,ジュール熱以外に熱の発生あるいは吸収が起る.この現象をトムソン効果という.1854年Thomson W.(後のKelvin卿)により予知され,1856年に確認された.