燃焼器における燃焼負荷の可変範囲のことで,安定な燃焼が可能な最小の燃焼負荷に対する最大の燃焼負荷の比で表す.燃料の供給を制御することによって燃焼負荷を変化させるが,これにはノズルからの噴射燃料の量を絞ることによって対応する.このことから,ターンダウン比を絞り比ともいう.燃焼器の特性としては,燃焼負荷を自由に制御できることが重要である.このことから,ほかの特性が変わらなければ,ターンダウン比が大きいほど優れた燃焼器ということになる.