赤外線バーナ

infrared (ray) burner

 セラミックスや金網から赤外線を出すように設計されたガスバーナである.多孔セラミックス板や金網から可燃混合気を燃焼速度以下の流速で流出させると,密着して平面火炎が形成され,反応熱のかなりの部分がセラミックスや金網に与えられる.そのため,セラミックスや金網が赤熱され,赤外線を放出する.セラミックスを使うものをシュバンクバーナと呼ぶ.また,ルーフバーナやカップバーナと呼ばれる強旋回予混合バーナも既燃ガスがセラミック製のバーナタイルやカップを加熱し,非接触で赤外線加熱を行う.