微粒子・分子・原子・イオンなどの粒子を含んだ物質を電磁波(光・放射線など)が通過するとき,散乱される割合を粒子1個当たりとして示したもので,面積の次元を持つ.散乱係数σλで単位体積当たりの粒子数N0のとき,散乱断面積はσλ/N0となる.