固体粒子を充てん・固定した層であり,接触面積の増加と層内の流れの乱れを利用して,流体と固体粒子間あるいは複数の流体間での,混合,吸収,吸着,吸蔵,触媒反応,加熱,冷却,除湿などの化学反応や熱と物質の移動を,小さな圧力損失のもとに効率良く行うものである.浄化フィルタとして用いられることもある.それに対し固体粒子が固定されずに流れに漂い粒子の不規則な運動を利用して同様のプロセスを行うものは流動層と呼ばれている.