混相流の一種で固体と気体が混ざった状態の流れをいう.きわめて小さな微粒子は気体中で浮遊するが,気体と固体の密度差は一般に大きいので,粒子が大きくなると重力の影響で下にたい積しやすくなる.実例は砂嵐や漂砂などの自然界,エアロゾル,管内空気輸送,流動層などの化学反応装置内で見ることができる.