高速気体の流れを扱う学問.18~19世紀に発展した水力学に対して,20世紀前半に航空工学の進展に伴い学問として体系化し空気力学と呼ばれた.気体の圧縮性を考慮するので,圧縮性流体力学とも呼ばれ,亜音速,遷音速,超音速,極超音速の流れを取扱う.希薄気体や高温気体の流れも含めて気体力学と呼ぶこともある.