転位のうち,バーガースベクトルの方向と転位線の方向が一致する転位(成分)をらせん転位と呼ぶ.概念としては,結晶転位の場合,転位線を囲む径路を結晶格子に沿って一周すると,バーガースベクトル分(一原子分),転位線方向にずれる構造である.