羽口は高炉に熱風を吹込むノズルで高炉下部に複数設置されている.熱風温度は通常1000~1300°Cと高温のため羽口は内部を水冷し純度99.5%以上の銅で作られている.特に羽口先端部は15m/s以上の高流速で冷却され溶損防止を計っている.小型炉では金具を耐火壁に埋込んだものが多い.炉内径600mm以下で4~6個,900mm以上で10~12個用いるのが普通である.